お肌のしくみ!表皮・真皮・皮下組織について詳しく解説

お肌の仕組みについて

ここでは、お肌のしくみについてお話していきたいと思います。

今まではなかったところに新しいシミができていた、最近小ジワが気になる・・・など
女性なら気になるところは何かとあるものですよね。

うるおいのある健康なお肌作りのために、そのお肌のしくみについてを少し知れば、どういうお手入れをすればいいのか見えてくるかも知れません。まず、お肌のしくみについての基本を見ていきましょう。

お肌のしくみを理解して常に優しいケアを

お肌は、私達が考えている以上に、とても薄いもので、そのお肌=皮膚は、下記の3つの層に分けられています。

  • 表皮
  • 真皮
  • 皮下組織

皮膚の構造について

驚くのは、そのうちの表皮と真皮の2層は、平均でわずか2ミリの厚さだという事。その厚さは、場所によっても変わってきます。

顔と足の裏では硬さも違ってきますよね。一番厚い足の裏の皮膚でも約3ミリの厚さなんだそう。その逆に、最も薄いのは、瞼でたったの0.6ミリ。

普段、アイシャドウを塗ったり、それを取るためにクレンジングで擦ったり、常に紫外線にさらされている場所が、0.6ミリだなんて想像できますか?どれだけ優しくケアしなくてはならないのか、少し思い知らされますね。

お肌で一番外側の表皮について

表皮の厚さは、約0.2ミリ。

表皮は、少しデコボコしており、お肌のキメが細かい状態というのは、この表皮のデコボコやその幅が綺麗に揃っている状態をいい、キメが粗いのは、幅が広かったり、デコボコが不揃いな状態をいいます。

キメは、元々持って生まれたキメというものもありますが、紫外線に当たる機会が多かったり、その肌の受ける環境によってや年齢によっても変わってきますし、年を重ねるごとに粗くなっていきます。

表皮も4つの層に分けられます

  • 角質層
  • 顆粒層
  • 有棘層
  • 基底層

**真皮には、透明層というものもあり、皮膚の厚い部分だけにだけありますので、
足の裏などは5層に分かれていることになります。**


表皮の構造
お肌の生まれ変わりを説明していくと、細胞が、一番底の基底層で作られ、分裂しながら層を上がっていき、上の層へと変化を遂げていきます。

一番外側にあたる角質細胞に変化を遂げると、少しの間その場にとどまってからはがれ落ちます。

そして、また下から作られた細胞が生まれ変わりながら上へと上がってきてはがれ落ちる、これを繰り返してお肌は常に生まれ変わっていきます。この生まれ変わりのサイクルが、皆さんよく聞くターンオーバーというしくみです。

基底層の中のメラノサイト

基底細胞の間にはメラノサイトという細胞があり、メラニン色素を作りだす細胞があります。

紫外線を浴びるとメラノサイトはメラニン色素を生み出し、真皮を紫外線から守ろうとする働きを起します。

そのメラニンは、肌の生まれ変わりと共に表面へと移動していき、通常の日焼けならシミにはならず、肌のターンオーバーではがれ落ちてしまいますが、紫外線が強すぎたりあまりに長時間の日焼けなど刺激が与えられると、メラニンの数が過度に多くなり、同時にお肌のターンオーバーのサイクルが乱れてしまう事になりますので、その場に留まって溜まっていって、消えないシミの原因となってしまうのです。それがシミのできるしくみです。

次にその下の真皮について見ていきます。

 

表皮の下の真皮について

真皮の構造

真皮は、表皮よりも厚く10~15倍と言われていますが、まず、真皮を構成する成分全てをを生み出しているのが、線維芽細胞といわれる細胞です。線維芽細胞が生み出すのは、コラーゲン=膠原線維(こうげんせんい)とエラスチン=弾力線維(だんりょくせんい)で、その二つは網目状に絡み合って構成されています。

その網目の中の隙間を満たしているヒアルロン酸などの気質をも生み出し、これがお肌の弾力を支えているものとなります。お肌にハリがあるというのは、この3つのバランスが保たれている状態のしくみです。そして、そのうちコラーゲンは、60%から80%が水分で成っていて、お肌のみずみずしさの元となるものなのです。

 

全てを生み出す線維芽細胞のもうひとつの役割

線維芽細胞は、網目状に絡み合うコラーゲンとエラスチン、その隙間を埋めるコラーゲンを生み出すことだけではありません。

古くなってしまったコラーゲンとエラスチンを分解してくれる役割も担っています。

線維芽細胞は、年齢を重ねるごとに少しずつ減少していきます。そして、紫外線など外側の刺激で弱ってくると、新しい成分を作り出せず、コラーゲンとエラスチンの正常な状態を保つ事ができなくなってくる上、大切なヒアルロン酸などの気質をも生み出せなくなります。

古くなった成分を分解する力も弱くなってきてしまうので、古い細胞が真皮に残ったままとなり、皮膚の一番外側の表皮を支える力も弱まって、お肌のハリや弾力・うるおいが減少。くすみやたるみ・シワの原因のしくみとなっているのです。

 

お肌の最下位層・皮下組織について

真皮のうちで一番下に位置する皮下組織は、皮下脂肪でできています。

皮下脂肪は、エネルギーを作り出し、外部からの衝撃からお肌を守り、体温を保つための役割をしています。あまりに増えて肥満になると、分厚くなりすぎて真皮の弾力を失い、たるみの原因になったりもします。

そして、皮下組織には、血管やリンパ管なども張り巡らされていて、細胞から出た老廃物はその血管やリンパ管を流れていきます。そうすることで、健康で正常な血管ややリンパ管は、お肌の正常な働きの根本ともなるのです。

 

お肌のはたらきを守る角質層

表皮の一番外側、いわゆるお肌。私達のお肌が一番さらされている場所が角質で、外からの刺激や細菌などの物質はもちろん、紫外線から守ったり、水分を保たせる働きをするのが角質層です。そういった刺激が与え続けられると、角質は内部を守るために固くなったり分厚くなったりします。

足の裏や、肘・膝などが黒ずんだり固くなるのはそのせいです。日焼けで紫外線に当たり続けると、シミの元になるというのは、表皮にある基底層の細胞メラノサイトでしたね。
角質層が受けた刺激があまりにも強いと、表皮・真皮・皮膚組織 全ての機能のバランスが崩れシミの原因になってしまうのです。

 

皮膚のしくみを知ってすこやかなお肌を目指しましょう

お肌の中には、色々な細胞があり、全てのサイクルが正常に伴っていないと綺麗なお肌を保つことができないという事がわかっていただけたかと思います。全てのサイクルを正常に保つ事が、お肌をすこやかにするという事なんです。

そのしくみを知ったうえで、日々お肌を守りながら、その働きを助けるための栄養を肌に届けてあげることが大切です。